標的遺伝子が分泌タンパク質をコードしているということでしょうか。シグナルペプチドがN末にあるような。標的タンパク質がexon3でexon3の変異体-HA-2A-mCherryという融合になるんですね。だとしたら、2AよりN末の断片はシグナルペプチドがあるのでERにとりこまれ分泌経路に乗るけれど、C末側の断片は取り込まれないから細胞質に残る、で筋が通ってますけど。
ちなみに2A peptideはできたタンパク質がそこで自己切断すると当初言われていましたが、実際は翻訳のスキップが起こるコドンのならびです。N末開始コドンから入ったリボゾームが2A以降のC末側断片を翻訳しますが、2Aで一旦中断してN末側とは不連続に翻訳されるのでERには入っていかないでしょう。 |
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