水溶液でもディープフリーザーにいれておけば、数ヶ月レベルでもつ。だいたいRNAを取るのはまさに直近の実験で必要だからで、同じRNAサンプルでそんなに繰り返し実験やはしないし、まして数年後にまた使うというようなことほとんど無いと思う。だからこの方法での保存で問題になることはまずない。
ただし、過度の凍結融解はまずいから、いくつかに分注しておくといいだろう。ただ、あんまり少量に分注してしまうと水の昇華やチューブの本数が増えるとかいろいろ不都合はある。
推奨される保存方法は、Molecular Cloningに3パターンくらい載っていたはず。
>エタノールを加えて-20℃保存しております。
そこで止めちゃうと、収量も品質も確認できないじゃないですか。まずは、一旦、沈殿を回収して水に溶かして、定量定性測定をする。
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あとの実験を考えて、必要に応じて決まった濃度に調整する。
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方法1
そのままディープフリーザー
方法2
3volのEtOHをくわえてディープフリーザー。使用時にはよく振ってから必要量を計りとり、塩をくわえてEtOH pptで回収。
方法3
もう一度EtOH pptして、切りの良い濃度でdeionized formamineに溶解してフリーザーで保存。使用時に必要量だけ計りとり、塩を加えて遠心して回収。
とかんな感じだったと思う。 |
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