>相同組換え修復はべつに切断点付近の配列じゃなきゃダメってことでもないからね。
どんなかたちでドナーDNAを供するのかわからないけれど、線状化したものならそれ自体がDSBをもつのでそれを修復しようとするかたちでHRが起こればノックイン可能だ(昔ながらのgene targettingのように)。
そうでなくても、先ほど提案したように、宿主にゲノムに作ったDSBの片側の末端はドナーを鋳型に直ちに伸長できるけれど、もう一方の末端はドナーと相同ではないけれどもうちょっと先には相同配列がある場合、いくつかのシナリオがある。
まず、相同配列のない宿主ゲノム末端がドナーと相同配列(この場合3' UTR)が現れるまでエクソヌクレアーゼで削られて、相同組換え修復が開始される場合。
そして、もうひとつは、取り合えず末端がドナーと相同な側からHRに伴う複製が起こる。そのまま複製され、この場合ドナー上に組み込んだ3'UTRの配列まで伸びれば、宿主の3'UTRとHRを起こしうる。
ちょっと、説明がうまくないけど。 |
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