>PPさん
EBV由来のNK lymphomaって言うのはままあるものなんですね。殺されにくい細胞ががんになると悪性度が高かったりすると面白いですよね。対策もとれそうです。
CAR T細胞の免疫原性については細胞外ドメインに対して抗体産生を介した現象の話をしてることがほとんどなようです。scFvをhumanizedするといいとかなんとか。細胞内の抗原に関してはMHCIを介したCTLによる障害でしょうから、Granzyme耐性のCD8ならどれほどまで免疫原性を気にする必要があるのかなと考えました。僕の予想だと、crispr/cas9の免疫原性が話題になったので派生して敏感になってるのではという気がしますので、キチンと示せるとこれは面白いトピックだなと。
Tregについてgzbノックアウトマウスの解析は移植の実験でざっくりと示してる論文がありました。具体的どういった状況でどの細胞を殺すことが機能しているかは想像の域を出ないといったところです。我々の系はヒトなので、ヒトの系で上手く詰められないか考え中です。
APCに関してはクロスプレゼンテーションを想定しています。TregだとclassIIを介したAPCの障害もあるのかも知れませんが、やはりPI9の発現に帰着するのかもしれません。 |
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