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ラット血清、保存の方法や期間など トピック削除
No.6804-TOPIC - 2018/04/01 (日) 22:46:17 - 院生X
 いつも困った際には覗き、勉強させて頂いております。まだまだバイオ実験に関して駆け出し中の大学院生です。一点お聞きしたい事があります。
 ラット(もしくはマウス等)の血清や血漿サンプルはどのくらい-80℃で保存可能でありますでしょうか?
 心臓採血をした後に、すぐに遠心分離にかけ、血清を作成した後に即座に-80℃ deep freezerにて保存しておりました。その後、同サンプルを用いて血中サイトカイン濃度の評価目的で、今回ELISAを行いました。数回行い、standardではデータが出ており検量線は問題なく確認出来ました。概ね手技は問題なかったかと考えていますが、動物サンプルのデータが全く出ていない状況です。
 行うタイミングが中々調整つき辛い状況となってしまい、1か月程度近く-80℃で保存していた事もあり、サンプル自体の問題の可能性を考えております。同じ実験を行っている者が周囲におらず、ご教示賜りたく存じます。やはり-80℃保存していても、数日程度以内にはELISAにかけるべきでしょうか?
 
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No.6804-16 - 2018/04/09 (月) 21:12:18 - 院生X
toto様

コメントありがとうございます。
キットのマニュアルにはserum, plasmaともに対応と書いてある事もあり、(大半はそうかもしれませんが)、これもsample作成時に確認してみようかと存じます。

悲しい思いをしたので、少し別の実験に移っているのですが、また近日中に、再施行したく思います。うまく出たらまたご報告させて頂きます。

ありがとうございました。

(無題) 削除/引用
No.6804-15 - 2018/04/07 (土) 17:11:52 - toto
そこまで分解が気になるのでしたら、血清ではなくて、ヘパリン加えて固まらないように採血して血漿を調整し、そこからはじめた方が良いです。血清ではすでに凝固系プロテアーゼが動いたあとなので、血清を作る時点で既に分解されるかもしれません。

(無題) 削除/引用
No.6804-14 - 2018/04/06 (金) 12:47:07 - 院生X
sugu様

ご返信ありがとうございます。
実際にデータに影響を及ぼし得るかも含めて、入れたものと入れていないものを含めて、一度試して比較してみたく存じます。
ありがとうございました。

(無題) 削除/引用
No.6804-13 - 2018/04/05 (木) 21:27:47 - sugu
凍結保存した血清に対し、プロテアーゼインヒビターを入れずにELISAを施工しても
感度ギリギリ程度でしか測れなかったので、ELISA測定の際にインヒビターを混ぜました。

血清調整時または直後にインヒビターを加えて保存しておけば、
さらに分解が抑えられていたのかもしれません。

(無題) 削除/引用
No.6804-12 - 2018/04/05 (木) 14:34:41 - 院生X
sugu様

コメントありがとうございます、遅れてしまい申し訳ありません。

採血後に、血清に遠心分離した時点でプロテアーゼインヒビターカクテルを、混注する、という形でしょうか? 
ELISA測定の直前にエッペン内に混注、という形でしょうか?

どうしてもデータが出なければtryしてみようかと思います。
工夫に関するご教示、ありがとうございました。

(無題) 削除/引用
No.6804-11 - 2018/04/04 (水) 08:39:17 - sugu
ELISA測定前に、血清にプロテアーゼインヒビターを混ぜることで、感度以下だったのが検出できるようになったことがあります。

(無題) 削除/引用
No.6804-10 - 2018/04/03 (火) 23:06:44 - 院生X
toto 様

 コメントありがとうございます。
 不安があるなら、確認取れるまではより厳密に扱った方が良いという事は他の手技や場面でも(些末な事であっても)よく経験致します。出来る限りその様にしてみようかと思います。動物のサクリ時に心臓採血で行っております。多数の動物のサクリ後に、同一日にELISA施行は中々難しい事もあるかも知れませんが、今一度検討したく思います。
 ご指摘頂いていた、「融解・再凍結」そのものがデータに影響を及ぼし得る、という事をそこまで強く認識しておりませんでしたので、注意したく思います。


hana 様
  
 ありがとうございます。やはりターゲット分子によりけりなのでしょうか。決して(価格が)安くないキットではありますが、もう少し回数を重ね、データからの方法の流れ全体を再度検討をしたく思います。

ありがとうございました。

(無題) 削除/引用
No.6804-8 - 2018/04/03 (火) 22:55:30 - 院生X
安全のために一言 様
おお 様

 コメントありがとうございます。
 エッペン爆発に関しては、私も以前PCRサンプル作成において液体窒素を使用していた際に経験した事があります。
 凍結後、別の機会の際に解凍して使用しようとした際に1〜2回爆発して、苦労して作成したサンプルがはじけ飛んだ悲しい記憶があります。最初何が起こったのか全くわかりませんでした。他の先生方の場合にも起こりうる出来事であったのですね。
 いいのかわかりませんが、使用の際にはすぐ蓋を開ける、等して対応してからは無くなった様に思います。蓋の部分まで液に付けない、エッペンに穴を開ける、等の工夫は存じ上げませんでしたので、今後tryしてみたく存じます。大変ありがとうございました。
 

(無題) 削除/引用
No.6804-7 - 2018/04/03 (火) 09:29:56 - hana
うちは数ヶ月〜数年物の血清をあれやこれや使ってますが、特に不都合が出たことはないですね。

使い切りで再凍結しないくらいしか気を付けてもいないです。

(無題) 削除/引用
No.6804-6 - 2018/04/03 (火) 09:14:16 - toto
> toto様は、仮にELISAを行う場合などは、血清等のサンプル採取後即座に同一日に施行している、という形でしょうか。
> 保存する場合は、液体窒素での急速凍結後に-80℃保存、という形でルーチンで行われているのでしょうか。
> (サンプルや目的タンパクにもよるでしょうが…)

ええ、凍らせても問題ないということが確認取れるまでは可能な限り即座に調べるようにしています。どうしてもダメな場合は、液体窒素で−80度で、急速解凍して調べてますが、もしそれでサンプル間で差が出ても、不安な要素はあります。とはいえ、実際には、−40度、−20度でも大丈夫な場合も少なくないですが、血清などの未精製生体試料は、置けるものは一律−80度においてます。

(無題) 削除/引用
No.6804-5 - 2018/04/03 (火) 06:47:12 - おお
>[Re:4] 安全のために一言さんは書きました :
> 液体窒素で凍らせたサンプルをー80度で保存していて解凍する際、サンプルチューブ内の圧力が急速に上昇して、チューブが破裂することがよくおこります。
> 凍結するチューブにガス抜きの穴をあけておくとか、スクリューキャップのサンプルチューブだったら緩めて、中の圧力を下げるなどの手順を踏まないと、大けがをしますよ。
> 目の保護にも、プロテクターを使用するのもありです。
> 念のため。

液体窒素に蓋の部分までつけないようにしたらいいけどね

(無題) 削除/引用
No.6804-4 - 2018/04/03 (火) 06:43:30 - 安全のために一言
液体窒素で凍らせたサンプルをー80度で保存していて解凍する際、サンプルチューブ内の圧力が急速に上昇して、チューブが破裂することがよくおこります。
凍結するチューブにガス抜きの穴をあけておくとか、スクリューキャップのサンプルチューブだったら緩めて、中の圧力を下げるなどの手順を踏まないと、大けがをしますよ。
目の保護にも、プロテクターを使用するのもありです。
念のため。

(無題) 削除/引用
No.6804-3 - 2018/04/03 (火) 00:44:37 - 院生X
toto様

コメントありがとうございます。
-80℃であれば大丈夫と過信・妄信していたのではないか、とも悩んでおりました。
ご指摘の通り、少量のサンプルで同一日と、-80℃で凍結後に翌日での確認・検討をしてみたいと思います。

toto様は、仮にELISAを行う場合などは、血清等のサンプル採取後即座に同一日に施行している、という形でしょうか。
保存する場合は、液体窒素での急速凍結後に-80℃保存、という形でルーチンで行われているのでしょうか。
(サンプルや目的タンパクにもよるでしょうが…)

(無題) 削除/引用
No.6804-2 - 2018/04/02 (月) 21:08:29 - toto
ひとえに目的とする分子の安定性によるので、一概には言えませんが、大抵の蛋白、サイトカインは一旦-80度になっていれば、かなり長く保存は可能です。問題はほとんど凍結・融解の過程で起きるので、少量のサンプルを別途そのやり方で凍らせて次の日にでも解凍して同じ値が得られることを確認した方が良いです。それで同じなら1ヶ月保存しても、まず大丈夫でしょう。何事も例外はありますが。
なお安全のために凍結の時には液体窒素などで急速凍結したほうがよいです。まったくそんなケアも要らないかもしれませんが。

ラット血清、保存の方法や期間など 削除/引用
No.6804-1 - 2018/04/01 (日) 22:46:17 - 院生X
 いつも困った際には覗き、勉強させて頂いております。まだまだバイオ実験に関して駆け出し中の大学院生です。一点お聞きしたい事があります。
 ラット(もしくはマウス等)の血清や血漿サンプルはどのくらい-80℃で保存可能でありますでしょうか?
 心臓採血をした後に、すぐに遠心分離にかけ、血清を作成した後に即座に-80℃ deep freezerにて保存しておりました。その後、同サンプルを用いて血中サイトカイン濃度の評価目的で、今回ELISAを行いました。数回行い、standardではデータが出ており検量線は問題なく確認出来ました。概ね手技は問題なかったかと考えていますが、動物サンプルのデータが全く出ていない状況です。
 行うタイミングが中々調整つき辛い状況となってしまい、1か月程度近く-80℃で保存していた事もあり、サンプル自体の問題の可能性を考えております。同じ実験を行っている者が周囲におらず、ご教示賜りたく存じます。やはり-80℃保存していても、数日程度以内にはELISAにかけるべきでしょうか?

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