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阻害薬実験 トピック削除
No.6786-TOPIC - 2018/03/22 (木) 09:57:13 - 駆け出し大学院生
悪性腫瘍の細胞株を用いて、阻害薬での細胞増殖実験をしております。

阻害薬の濃度は文献から引いてきて、使用しております。
確かに効果はありそうなのですが、、、in vitroにおいてどのくらいの濃度で増殖が阻害されればが良く効いている。という尺度のようなものはあるのでしょうか??
このような薬は濃度を上げたらどんな薬でも効いてしまう、、、ような話を聞いたことがあります。

阻害薬Aでは0.25-1μM、阻害薬Bでは25-100mM程で細胞の増殖が止まります。阻害薬Aはよく効果があると思って宜しいのでしょうか??
 
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有難う御座います。 解決済み 削除/引用
No.6786-12 - 2018/03/23 (金) 20:56:12 - 駆け出し大学院生
数多くの意見を頂き誠に有難う御座います。
多くの意見が参考になりました。

正常ケラチノサイト情報頂き有難う御座います。

初代培養は、正常細胞の初代培養のことでしたでしょうか??それなら結構売られていますね。有難う御座います。

(無題) 削除/引用
No.6786-11 - 2018/03/23 (金) 03:52:44 - おお
>阻害薬Aでは0.25-1μM、阻害薬Bでは25-100mM程で細胞の増殖が止まります。阻害薬Aはよく効果があると思って宜しいのでしょうか??

言葉のあやといわれればそれまでですが、培養(癌)細胞増殖抑制作用という観点からいうと阻害効果が低濃度のほうが高いと言えなくもないです。たとえばシスプラチンのderivativeを作って比較するなら作用比較としては成り立たなくもないです。また作用機作がちがうケミカルを並べた場合は同じ土俵にあるのかということも考慮しないといけないでしょう。

(無題) 削除/引用
No.6786-10 - 2018/03/22 (木) 16:30:31 - mon
IC50, EC50, LC50 とか?

(無題) 削除/引用
No.6786-9 - 2018/03/22 (木) 16:09:32 - おお
抗がん剤で実際に臨床で効果があると言えるのは副作用があまり出ない状況で癌細胞を殺せるということです。ですので癌の培養細胞を殺した濃度が高い低いだけで効果を言うのはちょっと乱暴です。また体内の代謝などで活性化する場合は直接培養細胞にかけても効果がないか弱いかもしれません。

培養細胞でがん特異的効果を見るためにコントロールを置くことはあります。不死化した癌化してない細胞などもコントロールとして使われることもありますし、もっと正常に近い細胞を使うこともあるでしょう。ただしそれが絶対的な実験系でもありません。

正常ケラチノサイトなら売られてはいます。
https://www.lonza.com/products-services/bio-research/primary-cells/human-cells-and-media/keratinocytes-and-media/adult-and-neonatal-keratinocytes.aspx

不死化したケラチノサイトならHaCaTとかでしょうか。ちょっと性質を自身で調べてみてください。

有難う御座います。 削除/引用
No.6786-8 - 2018/03/22 (木) 16:03:46 - 駆け出し大学院生
ご意見頂き有難う御座います。

初代培養は希少癌でして中々確立できておりません、、、

controlはcomercial baseで入手可能なもの、という感じのニュアンスでした。

(無題) 削除/引用
No.6786-7 - 2018/03/22 (木) 15:22:08 - み
>[Re:6] ・・・さんは書きました :
> > 細胞実験を行う以上、細胞株というこのとになりますので
>
> そんなことはないでしょう
>

だよね。
初代培養など使える。

(無題) 削除/引用
No.6786-6 - 2018/03/22 (木) 12:55:00 - ・・・
> 細胞実験を行う以上、細胞株というこのとになりますので

そんなことはないでしょう

ご指摘の誤り 削除/引用
No.6786-5 - 2018/03/22 (木) 10:25:15 - 駆け出し大学院生
qq様。25-100μMでの間違いです。申し訳ありません。

有難う御座います。 削除/引用
No.6786-4 - 2018/03/22 (木) 10:23:41 - 駆け出し大学院生
返信有難う御座います。

そうですよね、、、比較はしておりません。この場合は阻害薬の比較実験はどのような細胞を使うのが一般的なのでしょうか??
表皮系悪性腫瘍の細胞株を用いています。

controlになんの細胞を置いたら良いのかが分からず困っております。
細胞実験を行う以上、細胞株というこのとになりますので、細胞株は正常細胞と言える??のでしょうか?

機能的な面で見れば、ある酵素の阻害薬ですので、その酵素の発現が低い細胞株をcontrolにすれば良いと思っているのですが、細胞株に発現が多い酵素であり、そのような細胞が同じ悪性腫瘍種で存在するかどうか、そこも同時に検索しています。

(無題) 削除/引用
No.6786-3 - 2018/03/22 (木) 10:19:14 - qq
>正常細胞で影響がないことが前提で、
浅学の故なのか、そのような抗癌剤を聞いたことがないです。
例えば、シスプラチンは増殖する全ての細胞を殺すと思うけど如何だろう?
そんな夢のような抗癌剤(可能性は無くはないかもしれない)があればいいね。

そんなことよりも、25-100mMで効く阻害剤Bは、普通効くと言わないような気がします。等張を維持できているのか問題ではないでしょうか?それとも100μMの間違いか?

(無題) 削除/引用
No.6786-2 - 2018/03/22 (木) 10:02:53 - う
「このような薬は濃度を上げたらどんな薬でも効いてしまう、、、ような話を聞いたことがあります。」

その通りだと思います。ですから、正常細胞との比較が大事なのです。比較はされていますか?

正常細胞で影響がないことが前提で、増殖阻害濃度がAでは0.25-1μM、Bでは25-100mMということですか?

阻害薬実験 削除/引用
No.6786-1 - 2018/03/22 (木) 09:57:13 - 駆け出し大学院生
悪性腫瘍の細胞株を用いて、阻害薬での細胞増殖実験をしております。

阻害薬の濃度は文献から引いてきて、使用しております。
確かに効果はありそうなのですが、、、in vitroにおいてどのくらいの濃度で増殖が阻害されればが良く効いている。という尺度のようなものはあるのでしょうか??
このような薬は濃度を上げたらどんな薬でも効いてしまう、、、ような話を聞いたことがあります。

阻害薬Aでは0.25-1μM、阻害薬Bでは25-100mM程で細胞の増殖が止まります。阻害薬Aはよく効果があると思って宜しいのでしょうか??

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