無血清培地にして培養液中に分泌された蛋白質を分析することは昔からよく行われますが、この場合、培養上清の蛋白質濃度は通常非常に低いのでそのままだとwestern等でも検出が難しい場合がしばしばあります。なので濃縮した方がいいと思います。蛋白質にダメージが少なくて確実な方法としては80%飽和硫安で4Cで一晩くらいかけて沈殿させてから遠心して、沈殿を少量の適当なbufferに可溶化し、同じbufferに透析すればいいかんじの蛋白質試料になります。protein assayを妨害するような低分子物質は透析の際に除かれます、 |
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