>ベースラインといいますか、吸光度の最低ライン
吸光度の場合測っているものの吸収がない場所を選びます。例えば核酸なら核酸では吸収がない波長を取ります。可視領域では吸収がないのでそのあたりでフラットになっている値をベースラインとして引きます。ただしその溶液に可視光で吸収があるものがあればその測定方法は成り立ちません。
しかしながら、その粒子に光を当てた場合光が散乱して真っ直ぐ進むのが妨げられるのならば、粒子の色で多少スペクトラムで高い低いはあるかもしれませんが、どこをとっても光は散乱していると思いますので個人的には上記の方法は取れないと思ってます。なのでベースラインを吸収スペクトラムから得るのは意味がないと申し上げました。厳密に取るなら同じ媒体で粒子がないものをリファレンスとして使うべきです。ただしナノ粒子の場合吸収として扱って良いという話なら別ですがその分野のものではありませんので実験している方のほうがそのへんの理解が私よりあるでしょうし、その場合は無視してください。
ただしどれが粒子が多いのかであれば、例えば1.6倍だとかじゃなくてこれが一番多くて次がと言う話であればなるべく媒体の吸収が無視できて高いところを選んで、空気をゼロ点にしてのODで比較はできるでしょう・ |
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