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水に溶けない阻害剤
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No.6713-TOPIC - 2018/02/21 (水) 15:52:48 -
1610
アフリカツメガエルの卵母細胞に阻害剤(U0126)を効かせるためDMSO溶媒のものをバッファーに少し添加したのですが白く析出しました。先生にこの阻害剤はほとんど水に溶けないがそれでも効くといわれたのですが、効かせるタイミングが先生が従来やっていたタイミングと違うためか(アクチベーション後で多くのチャネルが閉じている時期)よく効きません。そこで質問なのですが、そもそもこのように水にほとんど溶けない阻害剤はどのような機構で効いているのでしょうか?
例えば
・ごく僅かに水に溶けているものが細胞内に入り効いている
・溶けてはいないが微粒子状になったものが細胞内に入り効いている
・DMSOによって何かうまく膜を浸透するようになる
などの中でどのようなメカニズムで働いているのかおわかりの方がいたら教えてください。
また、このような水に溶けない阻害剤はどのようにしたらうまくきかす事ができるのでしょうか?
僅かに水に溶けているものだと仮定して、水に溶かしたものを遠心して上清をマイクロインジェクションしてみたりしたのですがうまく効きませんでした。
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(無題)
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No.6713-6 - 2018/02/22 (木) 08:06:23 - おお
>maximum solubility in plain water is estimated to be about 10-50 µM
-> maximum solubility in plain water is estimated to be about 10-50 μM
(無題)
削除/引用
No.6713-5 - 2018/02/22 (木) 07:59:16 - おお
Selective non-competitive inhibitor of MAP kinase kinase (MKK). Inhibits MKK1, MKK2 (IC50 values of 0.07 and 0.06 μM, respectively)
http://www.abcam.com/u0126-ab120241.html
Solubility: Soluble in DMSO at 200 mg/mL; very poorly soluble in ethanol; very poorly soluble in water; maximum solubility in plain water is estimated to be about 10-50 µM
https://www.lclabs.com/products/177-u-6770-u0126
IC50からみると効果が期待できるだけの濃度は水にとけるんじゃないの
(無題)
削除/引用
No.6713-4 - 2018/02/22 (木) 07:45:39 - おお
Membrane-permeable inhibitors of PKA (KT5720, 1 μM; cAMPS-Rp, 10 μM) and ERK (U0126, 1 μM) activation...
https://link.springer.com/article/10.1186%2F1744-8069-4-26
膜透過性がないインヒビターは細胞にかけて使ったりしないのが一般的です。
(無題)
削除/引用
No.6713-3 - 2018/02/21 (水) 21:04:22 - Tracker
ストック濃度を含め、現在の溶かす手順を書くとよいと思います。
例えばDMSOに溶解した高濃度のストックをいきなり水系の溶媒に溶かしてたりしますか?
ある程度DMSOで希釈して濃度を薄めてから、水系の溶媒に溶かすと思いますが、どうでしょうか?
この際、実験系によってはDMSOの持ち込み量が問題になるので、その辺りとの兼ね合いで希釈調製すると思います。
多少DMSOが多めになっても(〜0.5%とか?)、不溶性のモノを添加するよりは大分マシです
(無題)
削除/引用
No.6713-2 - 2018/02/21 (水) 17:42:41 - おお
疎水性のものは膜透過性があるものが多いです。
水に溶けない阻害剤
削除/引用
No.6713-1 - 2018/02/21 (水) 15:52:48 -
1610
アフリカツメガエルの卵母細胞に阻害剤(U0126)を効かせるためDMSO溶媒のものをバッファーに少し添加したのですが白く析出しました。先生にこの阻害剤はほとんど水に溶けないがそれでも効くといわれたのですが、効かせるタイミングが先生が従来やっていたタイミングと違うためか(アクチベーション後で多くのチャネルが閉じている時期)よく効きません。そこで質問なのですが、そもそもこのように水にほとんど溶けない阻害剤はどのような機構で効いているのでしょうか?
例えば
・ごく僅かに水に溶けているものが細胞内に入り効いている
・溶けてはいないが微粒子状になったものが細胞内に入り効いている
・DMSOによって何かうまく膜を浸透するようになる
などの中でどのようなメカニズムで働いているのかおわかりの方がいたら教えてください。
また、このような水に溶けない阻害剤はどのようにしたらうまくきかす事ができるのでしょうか?
僅かに水に溶けているものだと仮定して、水に溶かしたものを遠心して上清をマイクロインジェクションしてみたりしたのですがうまく効きませんでした。
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