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Protease free BSA トピック削除
No.6632-TOPIC - 2018/01/30 (火) 12:42:25 - BSA
精製したタンパク質を凍結保存するためにキャリアとして牛血清アルブミンを使うと思うのですが、この時、Protease freeのBSAを使った方が良いとどこかの本で読んだ記憶があります。

当然混入しているものは避けるべきだとは思いますが、うちのラボには2つのBSAがありました。

A3294 SIGMA Bovine Serum Albumin
heat shock fraction, protease free, pH 7, ≥98%

A8806 SIGMA Bovine Serum Albumin
fatty acid free, low endotoxin, lyophilized powder, BioReagent, suitable for cell culture, ≥96% (agarose gel electrophoresis)

です。前者には明確にプロテアーゼフリーと書かれていますが、後者には細胞培養にも用いることができるほど安心(?)なのかはわかりませんが、微妙な違いがあるようです。たぶん前者を重量%で0.5%ほど加えておけばいいのかなと思いますが、いかがでしょうか?heat shock fractionというのがイマイチわかりません。

The heat shock fractionation process of heat and pH adjustment relies on the addition of a protein stabilizer. This addition allows the albumin to tolerate the increased temperature of > 65°C. Most other plasma proteins denature and precipitate during this process yielding an albumin with increased purity.

これを読むと、アルブミンを添加剤の付加により熱に対して安定にすることで、他の血清タンパク質との分離を可能にし、純度を高める工程をheat shock fractionationという?と訳すことができるのなら、前者は後者よりも純度が高く(実際そうですね。98%)、プロテアーゼがフリーなので、前者を使うべきでしょうか??

前のラボではNEBなどの制限酵素に付いてくるBSAはプロテアーゼフリーだと聞いたことがありますが、それを使っている人がいました。ただ、最近はもう付いて来ていないので、前者のBSAでどうだろうか?と考えていますが、いかがでしょうか??大変稚拙な質問で恐縮です。
 
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(無題) 削除/引用
No.6632-2 - 2018/02/04 (日) 12:10:23 - 123
Protease freeであることが目的なら前者

後者は培養細胞などに用いるためでしょうね


念のためですが、保存後の目的に応じて、BSAなんかの異物と混ぜるかどうかよく考えよう。何のために精製したのか、どういう目的で使うのか。

Protease free BSA 削除/引用
No.6632-1 - 2018/01/30 (火) 12:42:25 - BSA
精製したタンパク質を凍結保存するためにキャリアとして牛血清アルブミンを使うと思うのですが、この時、Protease freeのBSAを使った方が良いとどこかの本で読んだ記憶があります。

当然混入しているものは避けるべきだとは思いますが、うちのラボには2つのBSAがありました。

A3294 SIGMA Bovine Serum Albumin
heat shock fraction, protease free, pH 7, ≥98%

A8806 SIGMA Bovine Serum Albumin
fatty acid free, low endotoxin, lyophilized powder, BioReagent, suitable for cell culture, ≥96% (agarose gel electrophoresis)

です。前者には明確にプロテアーゼフリーと書かれていますが、後者には細胞培養にも用いることができるほど安心(?)なのかはわかりませんが、微妙な違いがあるようです。たぶん前者を重量%で0.5%ほど加えておけばいいのかなと思いますが、いかがでしょうか?heat shock fractionというのがイマイチわかりません。

The heat shock fractionation process of heat and pH adjustment relies on the addition of a protein stabilizer. This addition allows the albumin to tolerate the increased temperature of > 65°C. Most other plasma proteins denature and precipitate during this process yielding an albumin with increased purity.

これを読むと、アルブミンを添加剤の付加により熱に対して安定にすることで、他の血清タンパク質との分離を可能にし、純度を高める工程をheat shock fractionationという?と訳すことができるのなら、前者は後者よりも純度が高く(実際そうですね。98%)、プロテアーゼがフリーなので、前者を使うべきでしょうか??

前のラボではNEBなどの制限酵素に付いてくるBSAはプロテアーゼフリーだと聞いたことがありますが、それを使っている人がいました。ただ、最近はもう付いて来ていないので、前者のBSAでどうだろうか?と考えていますが、いかがでしょうか??大変稚拙な質問で恐縮です。

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