MBP fusionとなると、そもそも目的タンパク質Aがfoldしてない可能性も否定できませんね。
目的タンパク質Aは何kDaでしょうか?
MBP tagをプロテアーゼで切ってSECした際に単分散ピークになるのか気になるところです。
resinへの吸着が問題となるなら、一度脱塩SECでタンパク/非結合リガンドを分画した方がいいと思います。
例えばタンパク+Hot, タンパク+Hot+Hotの1000x濃度のColdで比較したときに、
差が出ないとそもそも活性なし=変性している、という可能性が高くなります。
脱塩SECは自分でスピンカラムなどに脱塩resin詰めてもいいですし、
GEなどでプレパックも売っているのでそちらでもいいです。
活性があるとわかっているものならいいですが、
そうでないならSECで単分散性を確認するなりSEC binding assayをするなりした方がいいと思います。 |
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