PCRでgenotypingする程度の目的ならコロニーPCRの要領で、精製しなくてもいいくらいだし、定量も260/280 Ratioなんかも必要ない。多検体をあつかうことが多いthrough-putが重視されるべき実験なのになんでそんなことやってんの?と思ってしまう。
ひとつはみなさんのおっしゃるようにrobustなPCR系を選ぶこと。
DNAを粗抽出してやるなら、Chelex 100を使う方法をおすすめする。
サンプル体積のおおよそ5〜10 vol. の10% slurryを加え(96 wellなら50 uLも入れればいいだろう)、95℃-100℃で10 分、遠心か静置でレジンを沈めて上清を1 uL使ってPCR。PCRの阻害物質がよく取れてとてもPCRのかかりが良い。 |
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