お世話になります。
293T細胞にヒスタグタンパク質(細胞質局在の可溶性タンパク質)を一過性に過剰発現させ、セルライセートを調製後、Ni Sepharose 6 Fast Flowと混和し、4度で4時間インキュベートしました。
その後、PBSでビーズを数回洗浄したのち、SDSサンプルバッファーで溶出し、SDSPAGEしたところ、過剰発現させていないネガコンでさえも、ポンソー染色で低分子から高分子までがっつりと染まってしまいました。
もちろん細胞内に多くのポリヒスチジンタンパク質があることは知っていますし、洗浄も少量のイミダゾールを含むもので洗うべきだと思います。また溶出もSDSサンプルバッファーでなく、高濃度イミダゾールですべきです。次回、検討予定です。
それ以外に、何かノンスペを減らす工夫などありますでしょうか?
よろしければご教示くださいますと幸いです。 |
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