カルセインアッセイを用いて、がん細胞に対するNK細胞の傷害活性を測定しております。
使用細胞は、ターゲットが胃癌細胞株 N87、エフェクターはNK細胞株 NK92です。
共培養時間は4時間、E/T比は50:1、25:1,、12.5:1、6:1、3:1と測定しています。
これらの2細胞のみを共培養した場合には、このアッセイできれいに測定できることは確認済です。
現在、さらに刺激物質(がん由来の分泌物)を添加し、同様に測定していますが、その結果の解釈に悩んでいます。
通常、E/T比高→低にしたがって活性は徐々に下がる右下がりのグラフになると思うのですが、刺激物質を加えると、高ET比ではきれいに出るのに低ET比になるとが逆転して上がってしまいます。
具体的には、50:1〜12.5:1まで徐々に下がりきれいな結果が出るのですが、6:1,3:1では上がり、グラフにするとV字型のようになってしまいます。
この理由がわからず悩んでいます。
同様の経験をされた方、原理について詳しい方いらっしゃいましたら、ご教授いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。 |
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