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限外ろ過による抗体の失活
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No.6450-TOPIC - 2017/11/10 (金) 13:46:49 -
TE
詳しい諸先輩がた、ご教授のほどよろしくお願い申し上げます。
自分で外注して作成しましたラビットのIgGポリクローナル抗体をバッファー置換しなければいけないため、Amicon Ultra 10k filterを用いて抗体容積を限外ろ過し、バッファー置換しています。もしかしたら、この行程で失活している可能性があります。
どなたか、同じような経験ある方はいらっしゃらないでしょうか。
限外ろ過することで一時的にかなり高濃度になります。また、かなりの重力が加わります(14000 ×g, 20分)。これで失活することがあるのでしょうか。。
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No.6450-8 - 2017/11/14 (火) 01:15:15 - qw2s3ぇdcfrこjkjkl
原因は複合的とおもいますが、膜への吸着によるロスは大きいとおもいます。経験的に良い事がなかったので生物活性を維持したいサンプルには限外濾過濃縮は私たちは使ってません。
抗体のbuffer交換は普通に透析膜で袋をつくって一晩透析していますが、特に問題が生じた事はないです。その他、ゲル濾過(ディスポの脱塩カラムなど)も抗体のbuffer交換には昔から好んで使用されています。透析と違いごく短時間で完了するので、操作過程で変な事は起こりにくいです。液量(なるべく少なく)とカラムの長さの関係は大事ですので、もし液量が多い場合はこの方法は適さないので透析のほうがいいです。
あとbuffer交換前は確実に活性があったのかどうかも確認ください。
(無題)
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No.6450-7 - 2017/11/10 (金) 15:36:27 - mon
Slide-A-Lyzer Dialysis Cassetteを使って透析(buffer交換)>そのまま粉末PEG等で濃縮、も良く使います。
(無題)
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No.6450-6 - 2017/11/10 (金) 15:31:48 - mon
液量が少ないなら、脱塩カラムでbuffer置換できます(液量は増えますが)。
(無題)
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No.6450-5 - 2017/11/10 (金) 15:27:30 - WoW
おおさんの言うように超遠心だって普通に使うので重力は関係ないでしょうが、
限外濾過で沈殿してしまうことはよくあります
(ちなみに14000gで回せる小容量のフィルターユニットは私も使ってます)
バッファーを変えたりadditiveを加えたりで回避できることもありますし、
昔の加圧撹拌式のアミコンだとうまくいく場合も結構ありますよ。
液量が少なそうなので厳しそうですし、なかなかラボにないでしょうが。
(無題)
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No.6450-4 - 2017/11/10 (金) 15:12:04 - おお
>たとえば溶液に不溶な物があれば16000gとかで遠心して上清を取るとか
ちなみにこれは限外ろ過の話ではなく、Cell lysateを作るときと不溶なものを除くとかそういう作業。
(無題)
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No.6450-3 - 2017/11/10 (金) 15:09:43 - おお
14000 ×g ってこんな強い遠心力で回せますか?
たとえば溶液に不溶な物があれば16000gとかで遠心して上清を取るとか言うことはよくあるので、遠心力で失活することはまずないです。遠心力を気にしていたら超遠心とか使えませんし、、、
あまりにも強い遠心力なのでメンブレンが壊れて通り抜けている上に、上に溜まったものにバッファーを加えたために薄くなってしまったのではないでしょうか?
もともとの蛋白濃度が非常に少ないのであれば吸着によるロスはあるかもしれません。
(無題)
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No.6450-2 - 2017/11/10 (金) 14:43:00 - mon
Proein Aで精製したmAbが凝集(沈殿)したことはあります。
このときは、まず透析して目的bufferに置換してから、Amiconで濃縮しました。
限外ろ過による抗体の失活
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No.6450-1 - 2017/11/10 (金) 13:46:49 -
TE
詳しい諸先輩がた、ご教授のほどよろしくお願い申し上げます。
自分で外注して作成しましたラビットのIgGポリクローナル抗体をバッファー置換しなければいけないため、Amicon Ultra 10k filterを用いて抗体容積を限外ろ過し、バッファー置換しています。もしかしたら、この行程で失活している可能性があります。
どなたか、同じような経験ある方はいらっしゃらないでしょうか。
限外ろ過することで一時的にかなり高濃度になります。また、かなりの重力が加わります(14000 ×g, 20分)。これで失活することがあるのでしょうか。。
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