本来、クロロフォルムを加えて相分離させて、水層のみとってIPAを加えるわけですよね。
IPAを加えた後、クロロフォルムを加えて相分離させても(相分離はするんでしょうかね。比率によっては相分離しないポイントもありそうですが)、通常の場合と分配率が違ってくるわけで。IPAはクロロフォルム層にかなり入るはずですし、IPA含有水層にクロロフォルムがかなり入ってくると思います。
下手にあとからクロロフォルムを加えたりなんかせずに、Trizol体積の半分くらいまでIPAを足して、アルコール沈殿してしまった方がよかったんじゃないでしょうか。そして、沈殿物をスターティングマテリアルとして再度Trizolを加えて通常の精製を行う。私がそういうはめになったとしたら、そうします。
すでにクロロフォルムを加えてしまったのなら、IPA含有水層に適当量のIPAを足してアルコール沈殿、からの再精製。 |
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