その目的のタンパク質だけ、そういう風になる特性がある、
ということではないかと。
これは否定されているみたいですが、まぁ聞いて下さい。
何回も行なってクリアなバンドが検出とありますが、
本当に、同じサンプル(ひとつのチューブ中)を
何回も泳動してクリアなバンドが検出したのでしょうか?
私の経験では、
一度綺麗なバンドが検出できたサンプルだから、
二度目以降もきちんとなるはず、とは限らない場合もある、
ということもありました。
特に、大きなタンパク質である時に見られたことで、
数回冷凍からサンプルを泳動する前に煮てをやった場合、
いくらサンプルバッファー中であっても、
タンパク質が「アグる」とでもいいますか、
ラダー状、もしくはスメアっぽくなったことがあります。
また、初回の泳動であっても、どういう具合かわかりませんが、
時に、初回であっても、スメアっぽくなることもありました。
その場合、加熱を加減したりしましたが、あまりコントロールできませんでした。
解決策にはなりませんが、参考までに。 |
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