>1 DABで染めたIHCに対して某社の顕微鏡とソフトウェアを用いて自動的にカウントすることで染まった細胞数を半定量的にカウントする、といったデータを用いて論文化を進めているのですが、こういった手法のみで論文になるものなのでしょうか?
半定量的にカウントするというのはどういうことでしょうか?
カウントというからには、染色ありなしの判断をしてありの細胞の数を数えるってことに聞こえますけれど。
染色ありなしの判断ならともかく、染色の濃さの測定値に意味があるかどうか?
差があるかないか判定できるか、それが生理的な差を反映しているか、それを実現するための実験・測定手法が妥当かどうか、ということにかかってくると思います。いくら統計で有意差が出たって前提から無意味ということもありえます。
peroxidase/DABの染色だと、間に酵素反応が挟まって増幅がかかったり、染色の色調がカメラに乗りにくかったりして、それで定量的に測定ができるか(標的量と測定値がちゃんと相関をするか、その相関がことなる試料間でどれほど一致するのか)はかなり不安です。すくなくともなにかしらのValidationをして自信がもてないかぎり、私はやりたくない。 |
|