卵白アルブミンをpH7.5のリン酸緩衝液で希釈したものを3セット用意し、1つ目は恒温槽でインキュベートした後に放冷しPNGase Fを加えました。2つ目はそのままPNGaseFを加え、1つ目と2つ目は37℃の恒温槽で1時間インキュベートして糖鎖を切断、3つ目は何も加えていない状態で、3セットの卵白アルブミンをTLC分析しました。Rf値から糖鎖の大きさを判断します。分からない点は以下の事です。
➀1つ目はタンパク質が失活するので酵素が働かず、糖鎖が切断されないと予想したのですが、切断されなかった場合、タンパク質に糖鎖がついた状態でTLC分析すると、スポットは原理上どのようになるのでしょうか。
➁2つ目は糖鎖が切断され、3つ目は糖鎖が切断されていないと思うのですが、この2つはTLC分析において原理上どのような違いが出るでしょうか。
実験結果は一つ目だけ薄っすらとスポットが表れたのですが、2つ目と3つ目に関しては違いが出ませんでした。何かの条件が違ってこの様な結果になったと思うのですが、原理上ではどの様になるのか、教えて頂きたいです。宜しくお願い致します… |
|