まず、TFの条件ですが、通常こういう方法を樹立するときに複数の条件(時間とか)を振りながらベストな条件を絞り込むものなので、プロトコールの条件はそうやって見つけられたベストの条件であろうと思えるわけです。逆に言うといじると悪くなる可能性のほうが高い。とはいってもどこまで綿密に条件検討したか、見落としがあるかなども考えられなくはないので、全く可能性がないとは言いませんけど、、、
また、効率が若干変わったとして、あなたの実験の解決になりますか?変異体を作っているようですが、Dpn+で取れるものはDnp-で取れるもの以上に効率が良くないといけないということはありませんか?(ただし方法論によるかもしれませんけど)。
個人的にはそのプラスミド自身を疑います。ヌクレアーゼが入っていて保存中に分解されてしまった(精製後のUV, 電気泳動などでは大丈夫に見えても)とか、あまり吸収に影響を与えないがなにか混じっているとか、、、そういう場合は一応ストックからTFしてコロニーができているようなので、そこから精製し直すと改善される可能性はあります。
そのプラスミドになにか特別な物がついていませんか?自殺遺伝子とか、、、 |
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