カラムは一方向の液流で、液交換も前後のバッファーと混じり合うことがほとんどなく、溶出されればそのまま移動してカラム外に押し出されてくるわけですから、効率を考えれば合理的なのは当然でしょう。
バッチはvoidに残った前液と後から入れる液とが混じることになるし、溶出物を上清として回収するのではviodに残るぶんは取り切れない。結局は効率を上げるためには液替えの操作を繰り返すことになりますが、それは希釈を招いて濃縮の手間をまねくことになりかねません。
収量をとるか操作の簡便さを求めるかのトレードオフではないでしょうか。
あるいは、限外ろか膜カップ内でバッチ処理して、溶出は遠心ろかするとか? |
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