オートスメア法というのは、遠心で細胞をスライドグラスの付着させる、サイトスピンみたいなものでしょうか? であれば、APさんがおっしゃられているように、固定細胞ではスライドに付着させるのは無理な気がするのですが、未固定の細胞でしか自分はやった事がないので断定はできません。
カルノア液は、エタノールと酢酸を3:1で混ぜた、染色体解析などで使われる固定液ですよね。この固定法の場合、細胞全体の形態観察には向いてないように思うのですが、実験の目的はDAPIで核だけ見れれば良い、といった感じでしょうか? 細胞全体の形態が、固定や乾燥の過程で変化する事を気にしなくて良いならば、固定された細胞が入っている溶液を一回遠心して、上清をある程度除去した後、残っている上清で細胞を再懸濁(単に細胞の密度を上げるという事です)し、スライドグラスに1滴か2滴滴らして自然乾燥すれば、間期の細胞核は確認できると思います。 |
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