すみません。normal igGという表記は適切でなかったかもしれないです。control IgGというほうがいいですね。
normal IgGは、人為的に特定の抗原を免疫していない動物由来のIgGということで市販品がいろいろあるけど、一応、いろんな抗体のmixtureなわけで採血した動物は無菌動物でもない限り、生きている間に不顕性感染とかでいろんな菌とかに対する抗体ももってるだろうから、そういうものの中には動物の蛋白質と交差するものもあるかもしれません。なのでnormal IgGだから試料中の蛋白質とは反応しないということは必ずしも無いのでこの点は留意してください。当たり前ですがこれはロット差が大きいです。変なものと反応しないような、いいロットを探す事は大切です。
そういう意味では低分子の化学物質とか薬剤などに対して作成した精製抗体の方がcontrol IgGとしてより適していると思う。 |
|