SDS-PAGEのタンパク質の電気泳動の際には、sample bufferと混ぜ合わせた後に、加熱が必要とあります。
熱処理は、タンパク質の高次構造をできるだけ破壊し、SDSを結合させる(ポリペプチドの長さに対して一定量のSDSが結合する)とともに、夾雑するプロテアーゼを失活させるためと言われています、とあります。
現在PAGEを用いたDNA( 30-500bp程)の電気泳動を行おうとしているのですが、この際にはsample bufferと混ぜ合わせた後に、加熱は必要なのでしょうか。。。
DNA Ladderと一緒に流すのですが、DNA Ladderはsample bufferと混ぜ合わせた後に、加熱処理するとDNA Ladderの説明書プロトコールに書いてありました。。。
PAGEに関する記載が、あまり見当たらず困っております。。。
ご教示頂けると幸いです。
因みに、XCell SureLock® Mini-Cell (invitrogen)という泳動装置を用いての電気泳動で
・Novex® TBE Gels, 10%, 15 well (Gel thickness 1.0mm)
・Novex® TBE Running Buffer (5X)
・Novex® Hi-Density TBE Sample Buffer (5X)
を用います。 |
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