マイクロチューブか15mLチューブ等で多少注意点は異なりますし、swingかangleローターかでも異なります(以下はangleローターを想定)。
(1)沈殿が出来る方向を意識して(マイクロチューブならタブを遠心時外側に向ける、遠心チューブならラベルを内側にする)、上清を吸い取るときに沈殿があると思われる部位を触らない。沈殿があると思われる部位をマークしてもよい。
(2)水面ギリギリから上清を優しく吸い上げる
(3)上清が残り少なくなったら(壁面の沈殿が露出する程度)、チューブを傾けて(沈殿が柔らければ下向き、しっかりしていれば上向きになるように)、垂れてきた上清を吸い上げる。
(4)上清が残り少なくなったら、吸い上げるためのピペットやチップのサイズを小さくしていく(吸い上げるスピードを遅くする)。
(5))上清が残り少なくなったら、必要に応じ再度遠心して沈殿をパックする。 |
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