翻訳開始メカニズムを勉強すると良いです。
Cap依存性翻訳開始機構と、RNAウィルスなどに多いCap非依存性翻訳開始機構(IRES配列を利用する)があります。
ただしCap依存性翻訳開始機構にも例外があって、mRNAの5'にある短いORF(ATG-STOP)が無視されて、2番目の(本来の)ATGから翻訳が開始される遺伝子もそこそこ有ります。無視される理由は不明なものが多いですが、原因の一つはATG近傍がマスクされるmRNAの二次構造のようです。
なお、fusionが懸念しているように超微量ですが 内在のATGから翻訳されるペプチドもあり(ただしタンパクとして機能しているか不明)、分解されてMHCに提示され免疫系の自己非自己の認識に関与しているようです。 |
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