いつも参考にさせて頂いています。今回、Image Jによる蛍光画像の解析について伺いたく書き込みをさせて頂きました。
現在、マウス皮下移植腫瘍を用いた研究を進めています。先日治療の有無による癌細胞の変化を見るために組織切片を作成したのですが、現在の腫瘍は浸潤細胞が多く、特に治療群では癌細胞の姿がIHCでは曖昧になってしまいました。そこで、癌細胞マーカーも加えた多重蛍光染色で変化をはっきりさせようと考えています(一例としては、癌マーカーとKi67、DAPIの3重染色などです)。
Image Jが使えるかと思いますが、これまでIHCの定量しか実施したことがなく、蛍光画像の癌細胞マーカーのチャンネルから陽性領域をゲーティングし、その中における別チャンネルの標的分子の陽性細胞数を定量する方法をどなたかご存じでないでしょうか。
本来はFlow cytometryが一番早い手法とは思いますが、細胞数に限りがあること、かつまずは種々の変化から当たりをつけるため切片での観察を進めています。
どうぞよろしくお願いします。 |
|