293Tでのリン酸カルシウムは、ちゃんとやれば非常に高い導入効率が得られますよ。タンパクレベルで定量確認した事はありませんが、ウイルスベクターのパッケージで、Lipofectamin2000やFugene6(LTXとかHDとかではないですが)と比較した事があり、ウイルスタイターで5倍以上、ほぼ10倍に近いレベルでリン酸カルシウムの方が高かったです。なので、私個人としては、おおさんのコメントに全く違和感がありません。
レンチのパッケージでタイターを追求するのであれば、リン酸カルシウムは選択肢に入ると思います。ただ、プライマリーの上皮細胞は、リン酸カルシウムではまず無理と思いますし、学生さんが使うとなると、リン酸カルシウムはちょっと難しいですね。 |
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