センセが言うてはった、だけで実験進めてますか?
ちゃんと、製品マニュアルを読んでますか(ABIのBigDyeでしょうか)。
今の時代、マニュアルはネットで公開されていて、簡単に入手できますものね。
大体、サンガー法なんてプラスミドを読むというのがオリジナルだし、いまでもそのほうが需要が高いんじゃないかしら(コンストラクトの確認など)。
マニュアルを見てPCR産物とプラスミドで異なるのは鋳型の重量ベースの要求量ですが、それを満たしているでしょうか?ベクターの分、分子量が大きくなりますから、コピー数を同程度にするには重量では多くする必要があります。おそらくプラスミドのほうが解離しにくく有効な鋳型となる割合も低くなるので、多めにする必要があるだろうし。
マニュアルにはプラスミドの精製度もうるさく言っていますが、経験上、その点はあまり気にしなくても大丈夫。ボイル法や塩析・エタ沈だけで精製したアルカリSDS法で、RNAが残っているようなプラスミドでも読める。 |
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