マウス骨格筋の凍結切片で蛍光免疫染色を行っています。
非特異的なシグナルの原因が分からず、困っています。
プロトコルとしては
15分室温で乾燥
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10分間4%PFAで固定
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PBSで洗浄5分間3回
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15分間1%BSAでブロッキング
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一次抗体で4℃オーバーナイト
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PBSで洗浄5分間3回
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二次抗体で室温30分間
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PBSで洗浄5分間3回
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90%グリセリンで封入
という様に行っています。
条件検討を行っていたときにはポジコンがきれいに染まりました。(非特異的なシグナルなし)
それで、実際にサンプルを染め始めると、非特異的なシグナルがたくさんありました。(組織の外にも同じようなシグナルがありました)
封入した直後に観察するとその非特異的なシグナルが動きます。洗浄が不十分と思い、さらに洗浄してみると若干シグナルが減少しました。
また、条件検討で染めたサンプルを試しに洗浄して封入したところ、若干不要なシグナルが増えました。
二次抗体のみ(一次抗体なし)での染色は問題ありませんでした。
ブロッキング時間の検討は行うとしても、この原因が分かりません。
洗浄か封入時に問題があると思うのですが、同じような経験をされた方いましたらアドバイス頂けないでしょうか。
それともタンパク質の非特異的結合はこんなものなのでしょうか、、、 |
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