マウスの系統については慎重になったほうがいいです。例えば、C57BL/6についてはアメリカの業者間で、遺伝子の違いがあることが明らかになっていますし、おそらく同様のことが他の系統や、日本でのマウスでも言えると推測できます。単に系統名だけで判断すべきではありません。実験の途中で購入先を変更するのは、非常に躊躇します。
また、遺伝子改変動物を用いる場合は、遺伝的背景が揃うように野生系マウスの購入先に慎重になるべきですし、戻し交配も検討すべきです。でないと、後でとんでもないしっぺ返しに会うかもしれません。
マウスの質が悪いというのは、週齢に対して体重が揃ってないとかは、はっきり言えますがなかなか難しいですね。 |
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