駆け出しの大学院生です。ratの中枢神経系に対するサイトカイン投与実験系を現在考えています。targetとする物質を確実に中枢神経系内に投与させるために、現在色々と試行錯誤中の状況です。
Alzet社のosmotic pumpがあるかと存じます。これを別売のbrain infusion kit(脳室内投与専用カテーテル)と接続させる事によって、脳室内持続投与が可能な状況となるかと存じます。rat定位固定装置を用いて、頭蓋骨のしかるべき部分(bregmaを基準とした、成書等で記載されている部位)に穿頭し、brain infusion kitにて穿刺しpumpと接続する、といった手技が必要かと存じます。
何度か予備実験として試行しているのですが、中々上手くやりにくい印象です。alzet社公式のpump留置に関する手技ビデオでは、brain infusion kitでの穿刺の際に、『脳脊髄液の逆流』は確認していない様に思います。留置する際に、確実に脳室内に先端が留置されている事を確認するためには、『脳脊髄液の逆流』の確認をした方が良い様にも思います。ですが、液量が微量でありこれも上手くいきません。テクニカルサポートにも確認したのですが、『この確認は必須では無い』とのコメントを返されました。
もし上記実験系を経験された事のある方がおられましたら、諸処ご教示頂きたく思います。わかりにくい長文で申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いいたします。 |
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