ご回答ありがとうございます。
おっしゃる通り、目的としては比較することなので、必ずしもΔΔCt法を使わずとも、ΔCt値のみで解析してもいいというのは目から鱗でした。どこのqPCR解説書を見ても、ΔΔCt法の解説しか載っていなかったので...。
となると、逆に気になるのが、ΔΔCt法の利点というか、どのような場面で使うのが適切なのでしょうか。
基本的には2^(-ΔCt)で各サンプルごとに内在性controlに対する標的遺伝子の発現比が算出できると思うので、あえてある1サンプルをゼロ点としてΔΔCt値を出すよりも、2^(-ΔCt)のまま処理してしまったほうが、いろいろと統計処理もしやすいような気がします。多くの論文ではコントロール群においてもエラーバーとして標準偏差が示されていることを考えると、実際そのように処理しているのではないかと思うのですが。
的違いな疑問であれば申し訳ありません。 |
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