>>例えばゲルを挟んでいるスポンジやろ紙なんですが、、、ろ紙が最近変わったとかありますか?スポンジは長期使っていると目詰りしてきてトランスファーがきれいにいかなくなることもあるようです。
ろ紙が変わったといえば変わりました。
これは特別なろ紙に変わったというわけではなく、転写用のろ紙がなくなったので新しく切って作ったという意味です。
ろ紙の変化はそのくらいです。
ですが、ろ紙が変わってから2回WBをしましたが、その2回ともいつも通りの転写ができませんでした。
>>日本エイドーにも問い合わせてみたらどうでしょう、
もし同じ研究室の人が同様に実験を行ってもうまく転写されていなかったら問い合わせてみたいと思います。
>>もう一つはPVDF膜を通過してしまうというのが気になりますね。。。どれくらいの分子量でしょうか。普通見られるようなレンジであまり通過するような気がしないですけど、、、SDSがバッファーに混じっているとかじゃないと。。。
マーカーでの判別になりますが、75kは2-3割通過してしまっている印象です。特にstacking lineって言えばいいんですかね?ゲルの一番下に見えるlineは5割くらいがろ紙に行ってしまっています。
また、sampleの両端にMarkerを挟んで泳動→転写しました。すると片側のMarkerは250kや150kはゲルにかなり残っています。7割ほどでしょうか。
ですが、もう片方のMarkerは全体的にうまく転写されているようでした。
ゲルの両端で転写にムラができている、と表現したらいいのかもしれません。
[CV,45mV,60min(転写開始時の電流80mA)]
SDSの混入は考えづらいです。バッファー作成時は、StockのCAPSとメタノール、蒸留水にしか触れませんから...。
>>アクリルアミドの劣化,AMPS,TEMED
次の泳動で未使用のアクリルアミドを使用して見たいと思います。
AMPSに関しても新しいAMPSを使用したいと思います。
TEMEDに関しては、匂いがきついのでまだ使用できると思います。
>>分離ゲル、濃縮ゲルのpH、Sample buffer
ラボ共通のものを使用しており、且つ私以外の人で同じように泳動・転写に異常が生じた報告はないので問題ないと考えています。
上記の理由でpHは確認していないのですが、他の回答者の方もpHを気にされているので確認したいと思います。
Sample bufferも既製品のものを使用しているので気には止めていませんでした。pHcheckか新規のものを使用して見たいと思います。Sampleの色に関してですが、前と変わらず青?色です。(少なくとも黄色ではなかったです)
>>Membraneのlot
申し訳ないことにMembraneのlotまではこれまで確認してきませんでした。今後の実験では意識したいと思います。
今回の現象として、(Marker基準)250kDaはゲルに残っていることから、問題がPVDF膜にある可能性は低いと考えているのですがどうでしょうか? |
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