>@リフォールディング前の還元処理の確認
どのくらい本気で還元処理を確認したいのかによりますが、
1)尿素抽出だそうだから、そこにSDSを添加して、そのままSDS-PAGEに用いる。還元処理が効果あれば、タンパクの泳動距離やシャープさが変わりますから、視覚的に確認できるかもしれません。それで十分ではないでしょうか?
2)還元して生じたSH基をDTNBなどで定量する方法はありますが、かなり大変かもしれません。
>可溶性ならばプロテアーゼ処理を行って分解産物のSDS-PAGE結果から判断
プロテアーゼで確認する方法は、おそらくネイティブなタンパク質のSS結合を確認する方法でしょうから、間違ったSS結合もとっていそうな変性タンパク質の確認には不適切だと思います。
> 条件はタンパク質個別にあるので,数をこなしていくしかないと思います
そうだろうと思います。尿素で変性溶解したタンパク質に(あれば)特異的なリガンドを添加して、透析すると上手く行くこともあります。 |
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