皆様、アドバイスありがとうございます。
ラボでは孤軍奮闘なので大変心強いです。その後、まだこちらの実験にはとりかかれておりませんが、近日中にご報告いたします。
目標は、血液幹細胞をしっかり遠心ができて、かつエレクトロポレーションの効率・生存率に影響せず、分化を妨げない方法を見つけることですので、これを見失わないように検討を進めたいと思います。
>protein様
ありがとうございます。書き洩らしていましたが、遠心のステップは1.5mLのエッペンで行っています。エッペンをスイングで回せる遠心機は周りにないので、BSAをやはり試してみたいと思っております。
>MP様
確かにおっしゃる通りかもしれません。ただ同様の実験をしている論文のMethodを繰り返し確認しているのですが、GMにBSAを入れていると書いてあるものが見当たらず、躊躇しています。ただしRecombinantのサイトカインを溶解する際には0.5%BSAを添加しています。こちらは純粋にキャリアとして働いていると考えています。(1000xでいれるので終濃度は無視できる範囲と思っています)また細胞はほとんど浮遊した状態で元気に育っているので、やはり培養時には問題はなさそうに思います。
造血能に影響するという具体的な話は初耳でした。ありがとうございます。勉強いたします。
>かに様、乙様
Suggestionありがとうございます。一応、幹細胞を販売している各社のマニュアル、またエレクトロポレーションのマニュアル(Nucleofector, Neon)を見比べても、軒並み室温、200〜300gx5〜10分との条件が書かれています(いずれもPBSのステップです)。つまりはもともと機械的ストレスに弱い、もしくは影響されやすい細胞なのではないかと考えいていました(とはいいながら私は習慣で500gx5分、4度で行っていますが、これでペレットができないのは既述の通りです)。PBSまでを氷冷して試したことはありませんでした。遠心時間も含めて、やはり実験はやってみないとわからないことが多いと思います。うまい方法にたどり着けたらまたご報告いたします。 |
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