LDHのリリースによる細胞傷害性を測っています。Resazurinをつかい蛍光で活性を検出しております。
培養している培地そのままはかるのと、培養しているWellにTritonX100をかけてから回収する両方のデーターを取っているのですが、細胞がほとんど剥がれて死んでいると思われる状態でも、TritonX100処理後の値に比べると死細胞によるLDHの放出は10%満たないかといったところです。細胞はHEKからの亜株を使ってます。
このような状況では%Toxicity(全部死んだものを100%とする)の見積もりは少し無理があるなあと思ってます。皆さんの実験ではこのような計算でうまく行っていますか?
またLDHはかなり安定な蛋白と聞いてますが、実際細胞死で放出されたLDHはどの程度安定か、感触や実際のデーターなどご存知でしたら教えてください。2日以上の培養でCumulativeなLDH放出量を見れるかなと思ったけど、どうもそういうわけでもなさそうなので。
じっさい同じコンディションのものをDay1、Day2でくらべると培養上清の値は大きな変化がなく、Triton処理ごの培地のLDHは半減していました。細胞が増えてなければ、上清、Triton処理後のLDHの合計が変わらないでRatioが変わるというのが理屈でしょうけど、、、 |
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