いつも拝読しており、とても勉強になります。
購入したORFを用いてC末端にFlagがつくようなconstructを作製し、制限酵素でinsert確認、PCRで方向確認、シーケンスで配列確認をしました。
transientに細胞にtransfectionしてウェスタンブロッティングしたのですが、想定が30kDaなのに対し、実際にバンドが出たのはマーカーの一番上のバンドより上でした。なんならほとんど泳動が出来ない状況です(controlサンプルにはそういったシグナルが見られないので恐らくFlagのシグナルだと思います)。
考えられることとして
@aggrigateしてる
A膜タンパクなので修飾を受けてる
かなと思って、@の可能性を排除するため超音波でよく破砕してWBしましたがやはり同じ症状になりました。
vectorを入れ替えても同じようになります。
Aという可能性もなくはないですが、修飾でそんなに流れないほどになるものでしょうか?
ちなみにターゲット遺伝子自体の抗体をメーカーHPで見ると普通に30kDaのところにバンドが出ています。
WBのサンプルですが、RIPA bufferにProteinase inhibitorを入れてsusupend・超音波を行い、遠心した上清に、1/10 vol.の2-MEを入れたlaemmle bufferを等量加えて95℃で5分加熱処理をしています。 |
|