1コピー/ゲノムのBACでしょうか。薬剤耐性遺伝子も導入するので、「一塩基置換」+@ですね。。
大腸菌ゲノムへの相同組換え実験(薬剤耐性遺伝子による遺伝子破壊)を行った経験が有ります。
相同部位外側からのPCR/シークエンス確認の手間を考えて50~200bpの相同部位を用いましたが、長いほど効率が良いようです。
相同部位外側および薬剤耐性遺伝子内のプライマーによるPCRで検討したところ、薬剤耐性クローンのうち相同組換えが生じたクローンは1/20~1/5ほどでしたが、他の部位にも挿入されていたクローンもありましたので、BACならRE-Mapingやサザンブロットでの確認が必要かもしれません。
なお、DH10B株の場合得られる薬剤耐性クローンの数は、通常のplasmidへのサブクローニング(いわゆるligation液)の場合の1/100-1/1000でした。そのため導入するDNA量は多めが良いですが何パターンか試して、コロニー数が少ないから選んだ方が複数箇所挿入クローンが少ないと思います。
薬剤耐性遺伝子を併用するなら100bp~300bpをお薦めします。反復配列は避けた方が良いでしょう。
組換え酵素(Red/ET)を利用するなら50bpでも効率がかなり良いようです。 |
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