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Na, K ATPaseがうまく検出できない個体
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No.5938-TOPIC - 2017/04/25 (火) 21:19:37 -
無名
現在、ラット回腸の総膜タンパク質を抽出し、WBのローディングコントロール
としてNa, K ATPaseを検出しています。
総膜タンパク質はキットを用いて実施していますが(buffer組成は不明、
非変性)、WBでうまくNa,K ATPaseが検出できる個体とできない個体が
みられます。
別日に抽出をした総膜タンパク質についてもWBを実施しましたが、同様の
結果です。
未処置の個体でこのような現象が起こっており、ローディングコントロール
として用いられているNa,K ATPaseに個体差があるとも思えませんので、
抽出段階での問題と考えています。
ただ、Na,K ATPaseが検出できない個体が決まっている点が引っかかっています。
何か同様の経験をされた方や、詳しい方がいらっしゃいましたら、ご回答を
お願いします。
ちなみに、組織の採取は以下の方法で実施しています。
ラットをCO2ガスで安楽死、放血後、回腸を採取。腸間膜を除去し、氷冷した生理食塩水を通過させ、腸管内部を洗浄。水分を除去し、適当な重量に
トリミング後、液体窒素で凍結、-80℃保存。
組織の凍結までには、1匹あたり10〜15分程時間を要していると思います。
-80℃で保存後は一度も融解していませんが、保存後1年ほど経過しています。
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No.5938-5 - 2017/04/26 (水) 21:36:58 -
無名
思ってた以上に剥がれやすいものなんですね!
参考になりました。ありがとうございます!
(無題)
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No.5938-4 - 2017/04/26 (水) 21:08:58 - AP
組織学で、小腸の内腔を洗浄したら柔毛やbrush boaderが綺麗さっぱり無くなってしまうことがある。やっぱり内容物が詰まっているとてきめん。
(無題)
削除/引用
No.5938-3 - 2017/04/26 (水) 20:36:52 -
無名
>>腸管内部を洗浄
>これで粘膜上皮が剥がれて洗い流された検体があったりして。
ご回答ありがとうございます。確かに、そう考えるのが一番しっくりきますね!
ただ、腑に落ちないのが、洗浄で原形質膜がはがれてしまう程のダメージがあるのか?という部分です。
回腸の洗浄は、腸管の端をピンセットでつまみあげ、先端部分にのみ金属ゾンデをあてて、生理食塩水を流しいれており、内部には極力触れないように注意しています。ピンセットやゾンデが触れた部分はトリミングして除去しています。ラットの絶食は一晩行っていますが、回腸の下部を採取しているということもあり、内容物が結構つまっているので、生理食塩水を流す際に結構圧力がかかるのでは?とも思うのですが・・・
(無題)
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No.5938-2 - 2017/04/25 (火) 21:53:36 - AP
>腸管内部を洗浄
これで粘膜上皮が剥がれて洗い流された検体があったりして。
Na, K ATPaseがうまく検出できない個体
削除/引用
No.5938-1 - 2017/04/25 (火) 21:19:37 -
無名
現在、ラット回腸の総膜タンパク質を抽出し、WBのローディングコントロール
としてNa, K ATPaseを検出しています。
総膜タンパク質はキットを用いて実施していますが(buffer組成は不明、
非変性)、WBでうまくNa,K ATPaseが検出できる個体とできない個体が
みられます。
別日に抽出をした総膜タンパク質についてもWBを実施しましたが、同様の
結果です。
未処置の個体でこのような現象が起こっており、ローディングコントロール
として用いられているNa,K ATPaseに個体差があるとも思えませんので、
抽出段階での問題と考えています。
ただ、Na,K ATPaseが検出できない個体が決まっている点が引っかかっています。
何か同様の経験をされた方や、詳しい方がいらっしゃいましたら、ご回答を
お願いします。
ちなみに、組織の採取は以下の方法で実施しています。
ラットをCO2ガスで安楽死、放血後、回腸を採取。腸間膜を除去し、氷冷した生理食塩水を通過させ、腸管内部を洗浄。水分を除去し、適当な重量に
トリミング後、液体窒素で凍結、-80℃保存。
組織の凍結までには、1匹あたり10〜15分程時間を要していると思います。
-80℃で保存後は一度も融解していませんが、保存後1年ほど経過しています。
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