平素よりお世話になっております。
免疫染色による低酸素評価について検討しています。
低酸素に暴露された細胞では必ずしもHIF-1αが核内に集積して活性化しているとは限らないと思うですが、その場合は
1) HIF-1下流のGLUT1などの発現もチェックする
2) ピモニダゾールで染色する
ピモニダゾールは低酸素に暴露された細胞領域をpanに染める試薬と把握しています。
最近Nature Communications(doi:10.1038/ncomms1859)でHIF1とピモニダゾールの染め分けで放射線耐性腫瘍細胞の血管近傍への移動を同定した論文を読んで、「HIF1とピモニダゾールの染め分け」の重要性について再考した次第です。
どなたか御意見、アドバイスを頂けると幸いに存じます。 |
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