中年様、おお様、ありがとうございます。
おお様のおっしゃるとおり、集積(proximity)の有無に関係なくTEV proteaseが作用する可能性というのは僕も心配です。特異性はかなり高いみたいですのでoff-targetを心配する必要はなさそうですが、on-targetでも自然に会合し想定した刺激なしで切断する可能性ですね。中年様に教えていただいた論文のうちCell, Dev Cellの2つはNLSをつけているようで、大まかなlocalizationを調整することで効果を限定できるのかもしれません。ただ、どれも基本的なproteaseのON/OFFは「TEV proteaseの発現」により制御されている系ではないかと思います。
私からもTEV proteaseについて
PMID: 23589865
ER膜内に局在化させる(膜タンパク質との融合でもworkすることを示唆)
PMID: 17072307
split-TEV. これは原理的にはsplit-ubとほとんど同じですね。protein-protein interactionを検出
この分野は全く素人ですので、正直言ってどれがworkするかという判断はつきませんが、大変勉強になりました。いくつか案が浮かびましたので試作品として作って評価してみます。ありがとうございました。 |
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