いつも参考にさせていただいております。
大学院で研究をしておりまして、この度前任者が管理していたKOマウスラインを引き継いで、新たな実験を始めることとなりました。
申し送りの際に、
@Constructに逆向きのNeo配列が残存している
A特段Neo配列の影響はない様子
BCre-loxpシステムで標的エキソン+Neo配列を飛ばして組織特異的KOマウスとして実験に使っていた
旨の説明を受けました。
朧げな記憶で、逆向きのNeo配列の残存は標的遺伝子の発現に影響を与えやすいと理解していたので、その点について質問をしましたが、前任者はそのような話は聞いたことがないようでした。
その後気になって色々と調べてみましたが、はっきりした記述を見つけることはできませんでした。Neo配列の前後にFRT配列があるので、その気になればFlp-FRTシステムでNeo配列を飛ばすことができるのですが、当然実験に使えるようになるまでに相当の時間を要してしまうため、どうしようか迷っております。
実際に逆向き(正方向でも構いません)残存Neo配列で、組織特異的KOマウスの実験に支障を来すような影響を経験された方や、なぜ逆向きNeo配列だと影響が出やすいのかご存知の方がおられましたら、教えていただけますと幸いです。
よろしくお願いします。 |
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