double nickaseを用いていくつかKO細胞を樹立しました。
nickaseのため多少異なるかもしれません。参考程度にお願い致します。
私の場合に常に2セット(nickaseなのでKOに2か所のguideRNAが必要)を用意し、これまでのところ少なくとも一方がワークしております。効率は10−20クローン取って約半数がKOされていましたが、これはターゲットにもよります。ラボのほかのメンバーは30-50クローン取って完全なKOは1個ということもありました。
また、私も当初GFP陽性細胞(transfection後2-3日後)をisolationしてましたが、細胞株によっては(おそらく)その時点でゲノム編集が完了しておらず?、樹立したKO細胞が2種類以上のヘテロな集団だったことがあります。(サブクローニングして少なくとも2種類の細胞が混在していることを確認しました。)
今は、GFP陽性細胞をソートした後にsingle isolationしてwesternで発現チェック、その後にゲノムのチェックをしています。または、single isolation後、westernで発現が確認できないものをsubcloningしています。
また、長く継代されている細胞株ではアリルが2つとは限りませんので、少し注意が必要かもしれません |
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