academistの紹介を拝見しました。
「1秒以内の処理」をするために重要な点は、「浮遊細胞」且つ「生死判定を行わない(生細胞のみの場合)」だと思います。
まず、現在の画像認識技術からすると球形(細胞)の認識自体は1秒あれば十分だと思います。しかし、現行機の測定が遅い理由は、やや複雑な画像処理をしているためです。つまり、実際には凝集している細胞塊や生死判別の難しい細胞があり、各社の画像処理技術の差によっても、その認識性能はかなり異なる感じています(凝集細胞塊を正確に計数できるかは、メーカーによって大きく異なる)。
標記のセルカウンターについては、この一番面倒な画像処理過程をおそらく回避しているのでは?と想像しています。そのため、「技術革新」というほどではなさそうですが、血球系の細胞をメインに取り扱う人にとっては、安価で測定時間も早くメリットもある気がしますが、いかがでしょうか。 |
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