いつも勉強させていただいております。
マウスの頭頂骨からの骨芽細胞の回収で1点困っていることがあり、質問させていただきたいです。
一般的な手技のようで、回収してきた頭頂骨をコラゲナーゼ+ディスパーゼとトリプシン+EDTAで複数回処理して、2回目以降の上清を回収するというプロトコルで行っています。
FBSを添加したMEMαで培養して、線維芽細胞様の形態の細胞が増えはするのですが、ある程度増えた時点で砂状の基質?(細菌のコンタミよりやや大きい程度のサイズのもの)が増えてきて、細胞が増えなくなりむしろ剥がれていきます。
確認のためβグリセロリン酸を添加して培養したものと一緒にアリザリンレッドで染めると、βGP入りの方は染まりますが、βGP無しの方の上記の基質(?)は染まりません。
回収時点での何某かのコンタミを疑い回収手技を微調整しているのですが、中に上記の基質(?)の増加がましなことはあるのですが、程度の差こそあれ、コンフルに達する頃には多少なりとみられます。
回収や培養にあたって注意すべき点など、御経験のある方がおられましたら教えていただければ幸いです。 |
|