transfection試薬とDNAを混合する「無血清培地」は買ったばかりのDMEMで良いです。pH安定用にHEPESを10-25mM添加してもよいです。
なお細胞を培養するための「無血清培地」は増殖因子や微量元素(Fe,Sr等)、場合により脂質・ビタミンの添加が必要です。
血清成分はtransfection試薬とDNAとが複合体を作るのを阻害しますので、汎用される試薬は通常無血清培地で複合体を形成させます。最近の試薬ならDNA複合体になれば血清含有培地でも安定なです(昔はダメだった)。
複合体を滴下するときに無血清培地(+細胞)を使うと導入効率が上がります。ただし3-10時間程度で血清含有培地に交換する必要がありますし、毒性が出やすいで注意が必要です。 |
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