<経緯>
現在、LC/MSのSIM解析にて目的物質の定量を行おうと思っております。
文献をもとにネガティブモードでm/zを指定し、目的物質の標準品を測定したところ検出されませんでした。そこでポジティブモードで予想されるm/zを指定したところ、見た目上濃度依存的な強度の負のピークが検出されました(谷と表現した方がよろしいのでしょうか)。UVスペクトルにおいても同じ保持時間に濃度依存的な強度のピークが検出されており、この負のピークが目的物質由来と思われます。
<質問>
ネガティブモードで測定すべき検体をポジティブモードで測定することでこのような現象(負のピークの出現)が起こりうるのでしょうか。 |
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