だいたいどんな教室でも、教員はそんなものだと思います。
教授から助教、あるいはポスドクでも、個々人に研究的興味の違いがありますし
地位の低い教員ほど、次のポスト確保のために、
教育よりも自分の研究を優先せざるを得ない事情もあると思います。
例えば質問者さんは、ラボミーティングで聞く
他の学生の発表の背景論文まで精読しているでしょうか?
もちろん、教員と学生を同じ尺度で測ってはいけないでしょうが
毎回ミーティングで聞けば解決する程度のことであれば
読まずに聞けばいいや、となってしまうのも自然かと思います。
あとは、本当に面白そうな内容であれば、
教員も学生も自然と勉強してくれる、と私は思っています。
よく、自分の両親に説明して面白そうに聞いてくれるか、
が研究が面白いかの判断基準になるといいますが、
教員が自発的に調べたくなるようにさせるようなプレゼン技術
というのも、研究に限らず、生きていく上で有用なスキルだと思います。
自分はこんなに面白いと思っているのに教員が理解してくれない、
というのは自分のプレゼン技術の低さを反映しているかもしれません。
また、教員のところをreviewerに置き換えればpublishのための訓練とも言えます。
くさりたくなる気持ちもすごくよくわかりますが、
そこをどう捉えるかで成長できるかどうかも変わると思います。
大変でしょうががんばってください。 |
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