実験のデザインとして、当該哺乳類タンパク質によって引き起こされたある免疫応答が、細菌あるいは真菌タンパク質では起こらないという結果(またはその逆の結果)を得たいのですよね?
市販の適当なタンパク質では、タンパク質の由来する生物の違いを示すことは困難ではないでしょうか。
それで示せるのは、タンパク質間の違いであって、哺乳類タンパク質に特異的な現象かどうかではないでしょう。
細菌あるいは真菌に特異的なタンパク質であればあるほど、見られた差は両タンパク質自身の性質であることを示すでしょう。
そのため当該哺乳類タンパク質の、細菌あるいは真菌のオルソログを使用した方がいいのではないでしょうか?
そうすれば、免疫源として以外の免疫応答に与える影響の違いを最小限に出来るでしょう。 |
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